躾(しつけ)による体罰って必要?「体罰は場合によっては必要」

りのぱぱです

今と昔で育児や教育についての考え方や接し方は時代ともに変化していってると思いますが、中でも子供への体罰についての考え方は大きく変わってきてるのかなと感じます

今どき教師が生徒に体罰を振ろうものならニュースになりそうですもんね

かく言う僕は昔の担任2人からと母親から合わせて3回手をあげられたことがあります

そのうちの1回は自分に非があるので恨みは全くないです

むしろ謝りたいくらい

残りの2回はちょっと納得できません

僕なりの体罰についての考え方と、実際に体罰を受けたときの僕の気持ちを書いていきます

体罰とは?

まず基本的な体罰の定義について押さえておきましょう

体罰は、父母や教員などが、子供や生徒などの管理責任の下にあると考えられる相手に対し、教育的な名目を持って、肉体的な苦痛を与える罰を加えることを指す。by Wikipedia

体罰はあくまでも教育的な意味合いで行うものなので単なる暴力や虐待とは性質が全く違います

ようは教育上、言葉ではなく物理的な負荷をもちいることが体罰に当てはまります

体罰は時として必要だと思う

そして体罰は必要か否かですが、僕個人的に体罰は時として必要だと思います

もちろん言葉で伝えて済むのであればそれが理想ですがどうしても子供に教えたことを一度に理解してもらうのは難しいです

そしてすぐに理解してもらわないと本人や他人に怪我をさせてしまったり、命に関わるような行動を取ったとき限定です

  • 大前提として怒りを発散するためではないこと
  • 本人や他人に危険が及ぶ行動をしたときのみ
  • 手をあげたことに対し全責任を負う覚悟で行う

なので感情任せに手をあげるのは絶対NG!

あくまでも教育的な範囲内での行動なので大人として、力加減とその後のフォローも考えた上で、手をあげたことに対して全責任を負う覚悟でやるのであれば最終手段として用いることは場合によって必要だと思います

ジュースこぼしたとかワガママでいうこと聞かないとかで手あげるのとは違います

まぁ、怒りに震える気持ちはすっごくわかるんですけどね!

でも感情でそんなことやったら後から辛くなるのは自分です。子供も辛いですし良いことはありません

ちなみに全責任を負うというのは手をあげた事実とその理由を包み隠さず誰かに伝えれることです

「ジュースこぼしたから腹立って叩いた」とか人に言えないですよね

体罰の体験談とその当時の気持ち

さて、上にも書きましたが僕は人生の中で3回だけ手をあげられたことがあります

それぞれの状況と率直な気持ちをお伝えします

1人目~小3の頃の担任~

僕の初めては小3のころ、若い女性の担任の先生でした

こう書くとなんか卑猥

友達とケンカしてお互いにパンチとかキックとかしてたんですけど担任の先生が仲裁に入りました

ですが僕は仲裁に入った担任の隙をみてケンカ相手にキックしたところ、担任から僕の頭にポコンと一発ぷったたかれたんですよね

まさか担任から叩かれるとは思わなかったので驚きとともに一瞬で冷静になりました

まぁーこれは僕が悪いですね

子供のケンカとはいえ仲裁の隙をかいくぐり相手に暴力を振ったので当然の報いだし逆に今でも申し訳ないことをしたと思ってます

担任からは

「相手に暴力をやめなかったので叩いた」

という説明と、

「叩いたこと自体は謝る、だからあなたも暴力を振ったことを謝りなさい」

とおっしゃられ僕もケンカ相手もお互いに謝り合いました

この当時の担任にはごめんなさいとありがとうを言いたいっすごめんなさい

2人目~小4の頃の担任~

2人目は小学校4年生の頃、若い男性の担任でした

その日は給食当番で片付けなどを班でしなくちゃダメだったんですがドッチボールに気を取られ完全に忘れてました

昼休みの終わりごろ教室に戻ったら担任が僕のところに来て当番サボったな」と言い放ち腕を振り下げ頭にゴーン!

すかさず左頬にバチーン!とビンタ。2コンボだドン!もう一回遊べるドン!

物理的に衝撃が強すぎて脳しんとうと耳キン状態で号泣してました

明らかに僕にも非がありますが正直そこまでやらんでいいだろと思うしだいです

目せしめ的なところもあったんだろうなと思いますがちょっとこれは今でも許せません

3人目~母親~

面会交流拒否 母親から「父にもう会うな」と言われた子供の気持ち

りのぱぱ@rinopapa88です。 離婚にともない子供は相手が引き取ることになった場合、面会交流について話し合う場面が出てくると思います。 出来れば子供の気持ちを汲んであげたいところですが、まだ喋れなかった[…]

↑の記事でも書きましたが僕の父と母も離婚していて母親からはある日突然、もう父親には会うなと言われてました

まさにその父親と会うなと言われたときの話です

たしかこれも小4くらいだったかな?

その日は母親公認のもと父と会い、父に送られて家に帰ってきました

ただ、次にいつ会うか決めるのを忘れてて慌ててまた外に出ようとしたところ母親からバチーン!とビンタ

女性の力のわりに強烈に痛かった記憶があります

その日を境に父親とも数年会えなくなりました

親として自分を育ててくれたことへの感謝はあります

しかし今では親となった僕からしてもこのときの行動だけは見習えません

いうまでもなく感情のかたまりでどぎついビンタをされたわけです

まぁーしいて言えば反面教師として勉強になっところはあります

体罰がやむ終えない場合とは

僕が考える体罰とは感情任せではなく子供を守る目的で行うもの限定です

一度おさらいしましょう

  • 大前提として怒りを発散するためではないこと
  • 本人や他人に危険が及ぶ行動をしたときのみ
  • 手をあげたことに対し全責任を負う覚悟で行う

例えば「道路に飛び出す」「硬いボッコを振り回す」「タンスや棚を揺らす、倒そうとする」などです

車に轢かれるかもしれない、誰かをケガさせるかもしれない、下敷きになったり落下物に直撃するかもしれない

ほっとけばいつか取り返しのつかない事故に繋がることを繰り返し行うときですね

悠長に「何回も言えばいつかわかってくれるはず」と思っているうちに後悔する出来事が起きてしまうかもしれません

子供を守るということ

究極の親の役割は子供の命を守ることだと思うので、そのためであれば最終手段として物理で訴えることはやむ終えないと考えてます

親のわがままだけど子供に先立たれるのはどんなことよりも絶対に嫌ですからね

そらなら代わりに自分が死んだほうがマシというのが親の心理でしょう

もちろん体罰なんてことをしなくても言えばわかってくれるのが理想ですが、それが難しいのが子供でもあります

大切だからこそ、大事なことはしっかりと理解してもらいたいですね

そしていつか大人になって「子供の頃は大事にされてたと思う」なんて言ってくれたら涙が出ちゃいそうですね

うん、がんばろ

躾だろうが体罰だろうが、全ては子供を守るための手段の一つです

りのぱぱでした

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