もしかして虐待?「この子、なにかおかしい」と感じたら189(いちはやく)へ

りのぱぱです

純粋にこの世から虐待が無くなってほしいなと思ってます

僕自身は幸い虐待されたような経験も記憶もありませんが、元嫁から娘への暴力が原因でシングルファザーになったので虐待というワードに少し特別な思いがあるのかもしれません

虐待は子供だけではなく親も周りも悲しい気持ちにさせてしまいま

誰もが虐待は許されない行為と認識していると思いますが、ではどこからが虐待で、いざ直面したら自分にはいったい何ができるのでしょうか?

虐待にひとりで立ち向かう必要はありません

実は虐待から助け出すために私たちがだいそれたことをする必要はありません

虐待の証拠集めをする必要もその子の家庭環境に足を突っ込むこともなく早期発見、解決の糸口に導いてあげることができます

児童相談所全国共通ダイヤル:189(いちはやく)
匿名でもOK

といっても「もし思い過ごしだったら‥」とためらいも出てくるかもしれません

虐待の現場を目の当たりにすることは基本的にありませんからね

虐待を受けている子供やそれを行なっている親、家庭環境にはいくつか特徴があります

そこから出てくるかすかな違和感を感じた人だけが状況を変えることができると言っても過言ではないでしょう

虐待を受けている子の特徴を種類別に見ていきます

虐待の種類

ひとことに虐待といってもその種類はさまざまです

  • 身体的虐待
  • ネグレクト(育児放棄)
  • 心理的虐待
  • 性的虐待

身体的虐待

身体的虐待は皆さんがイメージする虐待に最も近いかもしれません

傷が新しい、古いに関わらず不自然な部位に火傷やアザが見受けられる場合はもしかすると単なるケガではないかもしれません

身体的虐待を受けている子は常にケガが絶えなかったり、転んでできるような部位ではないところに傷がついているなどの特徴があります

ネグレクト(育児放棄)

ネグレクトとは育児放棄のことです

十分なご飯を与えない、ずっとオムツを長期間替えない、お風呂に入れない、季節にあった服を着せないなど日常生活や発育に必要な世話を行なっていない場合ネグレクトになります

ネグレクトを受けいる子は年齢にたいして体重が軽すぎるなどの発育遅延が見られたり服が汚れている・サイズが合っていないものを着ているなどの特徴があります

心理的虐待

心への攻撃です

子供を罵倒したり存在を否定するような言葉の暴力を浴びせたり、逆に無視をする行為になります

ほかに子供の前で夫が妻にDVを行う行為なども心理的虐待に当てはまります

心理的虐待を受けている子は人付き合いがうまくできない、極端に自信がない、自分を大切にできないなどの特徴があり、虐待の中でも多くの割合を占めるのがこの心理的虐待です

性的虐待

言葉の通りですが子供にたいして性的な要求や行為を行うこと以外にも、性的な描写や動画を見せる行為も性的虐待に当てはまります

異性に対しての情緒が不安定、年齢にそぐわない性的な発言などの特徴があります

虐待の種類は様々ですが大体のケースでは上記の複数が重なった扱いを受けてる子がほとんどだと考えられます

虐待を受けている子が助けを求めることは少ない

虐待を受けている子が自らの状況を周りの人に説明し助けを求めることはほとんどありません

親から何度も罵倒され、存在を否定されていくうちに「自分がダメなのが悪いんだ」と思い込み、叩かれたり酷い扱いを受けることでさえも全て自分の責任として受け止めてしまうからです

虐待は密室で行われます

異様な泣き声(反射的に出る悲鳴のようなもの)や、その子の普段の様子から周りが異変に気付いてはじめて虐待が発覚します

子供が虐待を隠してしまう

しかし、それでも自分の親が好きな子や、逆に周囲に打ち明けることで報復というさらに恐ろしいことになってしまうのではないかという恐怖にかられ子供自身が虐待の事実を隠してしまうケースはとても多いようです

不自然なアザを見つけたときに子供から虐待の事実を無理に聞き出そうとすると思い出したくないことがフラッシュバックし反射的に「虐待なんて無い」と言い張ってしまうことがあります

子供から証言を得る必要はありません

それは専門機関に任せましょう

虐待を受けているかもしれない子を見つけたら

虐待は命にかかわる問題です

そうでなかったとしても幼少期から自分の価値や存在を否定され続けて育つと、大人になっても人を信用できなかったり自分を大切にできず、幸せに生きていくのが難しくなってしまうこともあります

児童相談所全国共通ダイヤル:189(いちはやく)
匿名でもOK

でもやっぱりほとんどの人が児童相談所への連絡をためらうと思いま

「思い過ごしかもしれない」

「間違ってたら逆に傷つくかもしれない」

「面倒なことに巻き込まれるかもしれない」

いろんな不安が出てくると思いますが、絶対に虐待ではないと言い切れないのであれば連絡しましょう

児童相談所には匿名で連絡を行うこともできます

虐待と思わしき場合はひとりで抱え込まずに専門の機関へ繋ぐほうが確実です

積極的に解決しようとするのではなく、積極的に専門機関へ繋ぐこと

子供の悲しい事件が一件でも減りますように

りのぱぱでした

Twitterもやってます(^^♪