子供がいる家庭のための防災準備

りのぱぱ@rinopapa88です。

〝いつ〟〝なにが〟起きるかわかりません!

2018年は地震、台風、豪雨が記憶に新しいですね。

僕とりのは北海道地震を経験しました。

自然災害で命の危機感を感じたのはこれが初めてです。

自然災害はは増えている?

地震だけでみても2000年以降に震度7を観測した巨大地震は新潟、三陸沖、熊本、北海道と‥北の国から九州まで震災に遭っています。

日本では毎年必ずと言っていいほど台風の被害も出ていますね。

異常気象と聞いても、「またか」って感じです。

自分は大丈夫と思っていますか?

僕は思っていました‥あの2018年9月6日3時6分に発生した胆振東部地震までは。

子供が生まれると、もう自分だけの話ではありません。

今回は〝来る前に備える。子供がいる家庭のための防災準備をテーマに記事にしました。

来る前に備える防災準備

まずは避難所とそこまでの道のりを確認しましょう。

避難所の確認
Yahoo!JAPAN 天気・災害

主に学校や大きな公園が避難所になるようです。

避難経路の確認に利用します。

自分の家から避難所までの道のりを確認します。いざ災害が起きたとき地割れや陥没、倒壊した建物で通れない可能性もあるので第一ルート、第二ルートと決めておくのが良いです。

地図を印刷してルートをペンで塗り、防災リュックなどに入れておきましょう。

コピーして家族一人一人が持つのが望ましいです。

いざという時の防災リュック

避難所生活を余儀なくされるときに役立つ防災リュック。

徒歩で行動する前提で用意するので必要最低限の物を仕込んで玄関や寝室などすぐに持っていけるところに置いておきます。

ちなみに女性の場合だと全部で10kgが無理なく行動できる限界値のようです。4kgの子供を抱えて避難する場合、残り6kgの範囲内で用意するのが無難になります。

防災リュックとは

防災リュックに詰め込むものとしては‥‥推奨されてるものがたくさんあり全てを詰め込むのは正直厳しいです。

用意するものは3日分が目安と言われていますが3日分の水だけでパンパンになります。

避難所で支給されるものもありますのでそれと被らないように無駄なく用意するのが良いですね。

避難所で支給されるもの

避難所への物資はどんなものが届くのでしょうか?

これは状況によっても大きく変わりますが、やはり第一に届くものは食料になります。

避難所で支給される主な食料品

  • 乾パン
  • おにぎり
  • パン類
  • カップ麺

避難所で支給される食糧は炭水化物がメインとなります。

避難所では衛生面が保証されているわけではないので魚や肉など生ものの支給は難しい。

火や電気が使えない可能性があるためその場で調理が必要なものも難しい。

そして避難所まで運びやすいもの、となると支給できる食料は限られてきます。

防災リュックに入れれるものは限られますので本格的な食料品は備蓄品に回し、自分や自分の子供だからこそ必要なもの・衛生面用品・消耗品に絞り用意することが大切です。

防災リュックとして使うカバン

まずはカバンですが両手が空くリュックがメジャーな選択です。

有事に雨が降ってるかもしれませんしそれこそ豪雨警報で避難する可能性もあるので防水加工されているリュックが良いでしょう。

防災リュックに入れるもの

防災リュックに詰め込む物の一覧です。

目安は2日~3日を過ごせるぶん。

【自分・子供にとって必要なもの】【衛生用品】【身に付けるもの】【消耗品・その他】【食料】にジャンル分けしています。

最優先は支給が難しい【自分・子供にとって必要なもの】です。

薬など防災リュックに詰めて保管するのが難しいものはすぐ持ち出せるよう普段からの置き場所を一箇所にまとめておくなどするのが良いでしょう。

どうしてもリュックに収まらない、そこまで必要性を感じないものは備蓄品に回すでもOKです。

防災リュックの中身一覧リスト

【自分・子供にとって必要なもの】

大人

  • メガネ
  • 常備薬
  • 生理用品
  • 母乳パッド
  • etc…

子供

  • 抱っこ紐
  • 授乳ケープ
  • 粉ミルク(キューブタイプ)
  • 赤ちゃん用の水
  • 発熱材
  • 哺乳瓶(ガラスはNG)
  • 離乳食(スプーンも)
  • 子供用飲料
  • マグ
  • おむつ
  • おしりふき
  • BOS袋
  • 肌着
  • バスタオル
  • 子供用マスク
  • おしゃぶり
  • 子供が遊べるもの(大事)
  • 母子手帳のコピー

【衛生用品】

  • 救急用品(絆創膏、包帯、消毒液)
  • ティッシュ
  • ウェットティッシュ(除菌)
  • 歯ブラシ
  • ドライシャンプー
  • タオル
  • マスク
  • ラップ

【身に付けるもの】

  • 帽子
  • ホイッスル
  • 軍手
  • レインコート
  • 下着類2日~3日分(衣類圧縮袋に入れる)

【消耗品・その他】

  • 現金
  • レジ袋複数枚
  • スマホの電池式充電器
  • 携帯ラジオ
  • 乾電池
  • カイロ
  • ハザードマップ
  • 名前と連絡先が書かれた紙
  • 身分証のコピー

【食料】

長期保存が可能で、軽くて、支給された食料では補えない部分を補填出来るもの。

  • 氷砂糖
  • ドライフルーツ(食物繊維の補給)
  • サプリメント(ビタミン・ミネラルの補給)
  • ガム(唾液不足による免疫低下の対策)
  • 飴などのお菓子(高カロリー・ストレス緩和)

防災リュックは避難所生活をベースに考えて用意します。

感染症の防止、情報入手、防寒、暑さ対策、子供のストレスケアを踏まえて備えましょう。

防災リュックに入れない物は備蓄品へ

家屋が無事であれば在宅避難となるケースがあります。

目安は1週間過ごせる量

避難所生活を強いられる場合でも必要なもの全てを持ち運びできないときは備蓄品に回しましょう。

ライフライン(電気・ガス・水道)が止まった。お店もやってない。医療機関さえ利用できないことを想定した備えをします。

食料品がメインになります。

食料品

  • 水(最低でも1ケース)
  • アルファ米
  • 肉・魚・豆・果物の缶詰め
  • 野菜ジュース
  • お菓子

食料品以外

  • 救急用品(風邪薬や痛み止めなど)
  • ランタン
  • カセットコンロ・ガス缶

ほかにも自分や子供にとって〝これは必要〟というものがあれば追加しましょう。

特に子供は月齢によって必要なものが大きく変わりますので細かくチェックが必要です。

災害が起きてからでは遅い

必要なものが多すぎてドン引きしたのではないでしょうか。

避難所では子供に向けた支給品は来ないか、かなり後になってからようやく支給される傾向にあるようです。

災害が来てから急いで用意するのでは、正直遅いです。

胆振東部沖地震は真夜中の3時6分に起きました。夜中で停電中にもかかわらずコンビニには人が押し寄せ朝方には品薄状態、入荷も来ない。もちろんそんな状況でスーパーが開店するはずもなく…必要なものを必要な時に入手するのがいかに困難なことか痛感しました。

〝いつ〟〝なにが〟起きるかわかりません。

今突然来るかもしれません。

あなたのためにも子供のためにも、備えれるときに備えましょう。

りのぱぱ@rinopapa88でした!

 

 

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